長年看護師不足に悩まされている東京都が、その問題の解決のために注目しているのが、様々な理由で現在は現場で働いていない看護師資格の持ち主、いわゆる潜在看護師の掘り起こしです。
特に都内には5万人を越える潜在看護師がいるとされており、この人たちが現場に復帰しさえすれば、看護師の人手不足が一気に解消するということになります。

また、潜在看護師の中には今まさに育児中の人も多いです。そのため、この人たちを職場に定着させるためには育児休暇の取得や短時間正社員制度の制定が求められています。
ただ、残念ながらこちらについてはその取り組みが遅れているという指摘もあります。
それでも、病院自体が託児施設を持っていることが多い、また近隣に保育園などが多いという状況を考えれば、東京は他の道府県と比較するとママさん看護師が仕事につきやすい環境にあると言えます。

看護師を1から育成することは当然重要なことですが、こうした看護師経験者の現場復帰は東京に限らずどの地域でも深刻な看護師不足を解消するためのカンフル剤として期待されています。
都では新人看護師の定着と看護技能の向上のための研修体制を整えることを進めていますが、大きな病院では研修体制の整備は進んでいるものの、規模の小さな病院などでは思うように進んでいないのが現状です。
この面における改善も、今後の東京の看護師不足を解消するための鍵となることは間違いありません。
自分の現状に合った職場を比較的探しやすい状況です。